ツバメの巣

ツバメの巣
以前、ツバメの親子を取り上げた事がありましたが、それからしばらくは気配がなく、巣だけが残った状態でした。
 
そして最近、何気なく立ち寄ってみると再びツバメの親子を目撃しました。巣は大きさ30~40センチほどと相変わらず立派な佇まい。その中には5匹の雛鳥の姿が。ヒナはしきりに口をパクパクさせ落ち着かない様子。うーむ、腹が減っているのか。じっとしていません。
 
すると突然ヒナが、まるでポケベルのようにピーピーと鳴き出します。それを合図とばかりに、親鳥が餌を咥えて駆けつけます。オヤは餌を口移しでヒナに与えると、すぐに去ってしまいます。その動きは実に早く、あっ!と思ったときにはもういません。なので写真も多少画質が乱れていますがどうかご勘弁を。
 
その日は雨が降っていましたが、オヤは何度も巣を往復します。ヒナの為なら濡れるのもかまわないオヤの姿は実にたくましい。ツバメは飛ぶために最低限の食事しかしないと聞いたことがあります。前回はヒナかわいいでしたが、今回はオヤの苦労を改めて感じる観察となりました。
 
出荷部 山田